2014年7月11日
幼い頃
熱を出すと
よく見る夢があった
晴れた日の静かな
日曜日
音の無い平和な午後
公園とベンチ
一輪の花を持った女の子
次の瞬間
とてつもなく大きな
歯車が轟音と共に訪れ
世界が終わる夢
無音からの轟音の
コントラストが何より怖かった
いつかの死の記憶が
ふっと
その重い蓋を
開いたような恐怖
今でも時々思い出す
平和と破壊の夢
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