2014年10月22日
ひとつ
ふたつ
と
扉を空ける毎に
次の扉は重く
小さくなって
いく
だんだん
扉を空けることが
いや
扉を見つけることさえ
困難になって
いく
とはいえ
そのまま
ひとつの部屋に留まれば
空気は淀み
心は濁っていく
自分に新しい景色を
見せられるのは
他でもない自分のみ
だから
扉を空け続ける
留まることなく
躊躇うことなく
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