限りなく未来に近い雑誌

 

今いちばん興味があるものは?と、問われたら迷わず「未来」と答えるだろう。

 

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そんなぼくにとって、今一番おもしろい雑誌がこのWIRED。

「雑誌」というメディアがどんどん廃れていくなかで、WIREDは現代に“最適化”している雑誌だ。

具体的にどう最適化しているかと言えば、厳密にはWIREDは「雑誌」ではなくウェブを中心としたメディアである点だと思う。

雑誌というよりウェブの方に主軸を置いている(ように感じられる)のがWIREDの魅力かもしれない。

 

WIRED

 

シンギュラリティ・量子力学・3Dプリンターなど、最近気になるワードが次々とWIREDには登場する。

WIREDから発信されるニュースを見ていると、ニュースというよりはSF小説を読んでいるような気分になってくる。

だから夢中になって読み耽ってしまう。

知らないうちにSFの時代が来てしまった。ということなのだろう。

そんなこんなで気が付けばここ3ヶ月くらいはずっと釘付けになっている。

 

 

人はいつか死ぬ。

それが故、今まで人類は不老長寿を求め続け、輪廻転生を繰り返してきた。

眼前に冷たくそびえてきた「死」という概念がゆらぎつつある。

人と機械の境界線がどんどん曖昧になっている。

人はやがて死なない機械になっていく。

その時はじめて、死ねない苦しみを理解し、味わうことになる。

 

 

いやいや、そんな。と、あなたは思うかもしれない。

でも既にあなたが普段扱う情報の多くはiPhoneやパソコンのHDに保存されていて、それらが全て失われてしまったら日常に支障をきたすレベルで情報を機械に預けている。

これは「脳の機械化が進んでいる」という表現を持ち出しても差し支えない事実だ。

現にこれから凄いスピードで脳の機械化は進んでいくと思う。

20年後には英会話はスピードラーニングではなく、i Tunes Storeでダウンロード。みたいなことになっているかもしれない。

 

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誰も、もう死なないかもしれない。

そんな未来が、もうすぐ手の届くところまで来ていることに、あなたはお気づきだろうか?

 

 

 

 


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