集めることは楽しい。
ここ数年ブローチやバッジを集めている。
缶バッジは自分でデザインしたものなので、集めるというと語弊があるが気に入っているのでコレクション入りしている。
ブローチは左下のミナ・ペルホネンの端切れブローチと、あとは作家さんのもの。
眺めても楽しいし、身につけてもまたよし。
クライアントに面白がってもらえるので、打ち合わせの時に身につけていくことが多い。
集めることは楽しい。
人は実に様々なものを集める。
絵を集める人もいれば、靴を集める人、折り込みチラシを集める人だっている。
(そういえば昔、日経新聞に掲載されている広告をひたすらに集めたことがある)
冬眠前の動物がそうするように、まるでそれが無くては生きていけないという風に。
「集める」という行為そのものが、未来に向けて生きていく動機になるからだ。
自分と世界をつなぐ、かけがえのない接点のように思えるからだ。
それは趣味に似ているかもしれない。
生きるということは、何かを集めること。
なのかもしれない。
我生きる、ゆえに我集める。
というような。